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CAN/LIN通信モニターツール CanLine-1

概要

CanLine-1は車載用ネットワークであるCAN/LIN通信をUSB経由でパソコンやタブレットに取込み、付属のソフトウェアでモニターやロギングを可能にする小型で低価格なツールです。 シグナル設定を行うことで物理値でのモニター、グラフ表示、ロギングも可能です。 また送信機能も装備されているため各ノードのシミュレーションも可能です。

仕様

外形寸法 77×60.6×25.6×(W×D×H)
重量 116g
電源 USBバスパワー
コネクタ ・Dサブ9Pinオス
・Mini-USB
USB USB2.0
CAN チャンネル数:2ch
トランシーバ:SN65HVD232D[Texas Instruments]
終端抵抗:120Ω(ソフトウェアでON/OFF制御)
プロトコル:CAN2.0A、CAN2.0B仕様に準拠
通信速度(bps):125k、250k、500k、1000k
LIN チャンネル数:1ch
トランシーバ:SN65HVDA100[Texas Instruments]
プルアップ抵抗:1kΩ(ソフトウェアでON/OFF制御)
プロトコル:LIN1.3、LIN2.1仕様に準拠
通信速度(bps):2400、4800、9600、19200
対応OS Windows7/8/10

Dサブ ピンアサイン


1 CAN2-L
2 CAN1-L
3 GND
4 LIN
5 NC
6 GND
7 CAN1-H
8 CAN2-H
9 VB+


主な機能

モニター機能

画面左のメッセージウィンドウでフレームデータを表示します。 ID別に最新のフレームデータを表示することも可能です。 画面右で物理値でのグラフ表示をします。グラフは最大3個まで表示することができます。



CANシミュレーション機能

10個のメールBOXがあり、各行のSendボタンを押すことで、任意のタイミングでワンショットのフレームデータの送信が可能。 画面右上のInterval Startボタンを押すことで、Interval列にチェックの入った行はTime列で設定した周期で定期送信が開始される。
定期送信中は各行のUpdateボタンを押すことで、データ更新が可能である。



LINマスターシミュレーション機能

10個のメールBOXがあり、各行のSendボタンを押すことで、任意のタイミングでワンショットのフレームデータの送信が可能。 画面右上のInterval Startボタンを押すことで、Interval列にチェックの入った行はTime列で設定した周期で定期送信が開始される。 定期送信中は各行のUpdateボタンを押すことで、データ更新が可能である。
Data Frame列でMasterを選択した場合はIDとDLC列で指定したバイト数のデータフレームをマスター(本ツール)が送信する。
Data Frame列でSlaveを選択した場合は、マスター(本ツール)はIDのみを送信して、そのIDに該当するスレーブがデータフレームを送信する。



LINスレーブシミュレーション機能

10個のメールBOXがあり、画面右上のStartボタンを押すことで、スレーブシミュレーションが開始され、 マスターから送信されたIDが、Enable列でチェックの入った行のIDと一致した場合、DLC列で指定したバイト数のデータフレームをスレーブ(本ツール)が送信する。 Updateボタンを押すことで、スレーブシミュレーション中のデータ更新が可能である。



価格

49,000円(税別)

<内容>
 ・CanLine-1 本体
 ・USBケーブル
 ・モニター&シミュレーションソフトウェア

お問合せ

詳細については、こちらからお問合せ下さい。

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